2005年 11月 28日
第32話 スタート・イット・アップ Start It Up |
蒼穹のぺうげおっと:交響詩篇 エウレカセブン 第32話「スタート・イット・アップ」感想
■「コーラリアンと人間。…まるでおとぎ話ね」
今回はミーシャとグレッグの二人がレントンとエウレカを見て呟くこの台詞が、私にとっての32話の全てだったかと。この(エウレカセブンにおける)世界にそんなおとぎ話があるのかは知りませんが、エウレカセブンの終着点がこの『おとぎ話』だったらいいのにね、と考えさせてくれる回でした。…以上、今回はおしまいっ!
…
……
………
…駄目?
とはいかないので、以下妄想(という名の大嘘)。来春から始まる新番組『交響詩篇Z(ゼータ)エウレカセブン』において、時は7年後。主人公はレントンとエウレカの子供達(で、「やーいやーい、ククトニアンコーラリアンっ!」といじめられて育ってる訳です←ね、王道でしょう?)。そこにやってくる地球からの艦隊。すでに初期移民団の事は忘れ去られていて、そこで争いが起こってしまう、と。初期移民団、地球からの艦隊、そしてコーラリアン。三つ巴が交錯する戦いの中、再びニルヴァーシュはセブンズウエルを発動させるっ!とか(笑。
■アクセルと発掘屋と3人娘
Aパートのエピソードを描くのに3人娘を使った方法(州警察に嗅ぎつけられてるのがわかる件やアクセルのぶっきらぼうなやさしさが素直に感じられる演出等々)が秀逸。
発掘屋も、かなり人生変えられてますよね。自分の工場は警察に目を付けられるは逃げる時に壊されるは、挙句の果てには車で崖からダイブさせられるは…書いていて凄い悲惨ですよね、これって。でもそれを苦に思わず、アクセルに付き合うところからも、彼とアクセルとの付き合いの深さ(もしくはアクセルのカリスマ性?)が感じ取れるかと。
■原罪
自分がコーラリアンであることを悔いるエウレカ。何か自分も役に立ちたいと考え、体調も万全でないのに荷物運びを手伝い、こけ、やさしく水筒の水を渡そうとしてくれた少年に瞳を見られたことによって怯えられ、錯乱状態に。思わず自分の正体を言いそうになったところをタルホにたしなめられる。…この感情の起伏も大きなポイントですよね。自分の原罪(持って生まれてきた罪?)に苦しむのは今回が初めてだと思うし。これが、今後のストーリ展開にどう影響を及ぼすのでしょう?(…及ぼさないのかも)。
■新型ニルヴァーシュSpec2
新型ニルヴァーシュSpec2ですが、いや(作画が良いのもあってよりいっそう)格好良いです。しかも動くうごく。速すぎて何時飛行モードに変形していたのか気付けませんでした(昔の動体視力は何処へ)。改造されたコクピットは所謂ベンチシート型(そっか?)。これでより一層レントンとエウレカの関係も近づく事でしょう(とはいえ今のヘタレでは難しいか)。でも、以前から指摘してる(し方々でもされている)チャイルドシートは何故追加されたのでしょう。これも伏線でしょう、多分間違いなく。何時これがどういった意味でなのかわかるのか楽しみですよね。
そういえば今回の作画陣にGAINAXの文字が。メカ戦が格好良かったのは中田さんが参加されていただけじゃなく、これも影響している?考えすぎ?…うーん、ブランクが大きい分、即座にわかりません、ええ。
今回の戦闘シーンでのアネモネも、狂気が現れたり、恐怖に慄いたりと綺麗な表情をされていましたよね(おかしな日本語です)。あのクオリティをOPに望んでいた人が多かったかと思われます<こらっ。そりゃあ、OPが綺麗に越した事はありませんけど、それよりも今回の本編が綺麗だった事のほうに喜びを感じた私です。
■デューイ&アゲハ隊とドミニク&アネモネ
無理矢理アネモネに注射を打ち出撃させる。敗れて帰ってきたアネモネに「命令違反ですね、デューイ大佐に報告します」。…なんだか雲行きが怪しくなってきた気配が。このままでいくと、色々なところで言われてますが、確かに造反もありえるのかも。
■で、
脇役を上手に作り、その脇役を使って別の脇役を語らせ、最終的には主人公まで辿り着かせることにより、物語に厚みを付けていく。その為には初期の頃からの丁寧なエピソードの積み重ねをしている小さな伏線(後で「ああ、アレはこういう事だったのね」と感じさせる)の回収もしかり。…エウレカセブンは気が抜けないアニメですよね(でもそれが楽しかったり)。
■小ネタ
・29話で、アクセルが凧揚げしていたのは、今回のボード受け渡しでレイラインを使用するための伏線。今回は仕方なしにボードの受け渡しに使用したけども、元々は何らかの使用用途を考えていたのでしょう、多分。
・22話で、ドミニクがアクセルの工場に行ったけども閉鎖されていて会えず仕舞いで、29話でレントンの同級生の女の子3人組に案内されてアクセルのところに行った。…これってアクセルは発掘屋のところに居たから。
・で、アクセルが発掘屋のところに居るという事は、実は3話(だったっけ?)で匿う話があって想像ついていた事。
■ブログ予告
昨日も書きましたとおり、その週放送エピソードの全台詞テキスト化(画面の説明…状況説明?…をどうするかで悩んでます)という少々無謀な事を企んでいます。…頑張れば今週半ばにはここにUPできるかなぁ?期待せずにお待ちください。…こんな事書いて、明日は絵無し4コマだったりするんだぜ、私って奴は。
■「コーラリアンと人間。…まるでおとぎ話ね」
今回はミーシャとグレッグの二人がレントンとエウレカを見て呟くこの台詞が、私にとっての32話の全てだったかと。この(エウレカセブンにおける)世界にそんなおとぎ話があるのかは知りませんが、エウレカセブンの終着点がこの『おとぎ話』だったらいいのにね、と考えさせてくれる回でした。…以上、今回はおしまいっ!
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…駄目?
とはいかないので、以下妄想(という名の大嘘)。来春から始まる新番組『交響詩篇Z(ゼータ)エウレカセブン』において、時は7年後。主人公はレントンとエウレカの子供達(で、「やーいやーい、
■アクセルと発掘屋と3人娘
Aパートのエピソードを描くのに3人娘を使った方法(州警察に嗅ぎつけられてるのがわかる件やアクセルのぶっきらぼうなやさしさが素直に感じられる演出等々)が秀逸。
発掘屋も、かなり人生変えられてますよね。自分の工場は警察に目を付けられるは逃げる時に壊されるは、挙句の果てには車で崖からダイブさせられるは…書いていて凄い悲惨ですよね、これって。でもそれを苦に思わず、アクセルに付き合うところからも、彼とアクセルとの付き合いの深さ(もしくはアクセルのカリスマ性?)が感じ取れるかと。
■原罪
自分がコーラリアンであることを悔いるエウレカ。何か自分も役に立ちたいと考え、体調も万全でないのに荷物運びを手伝い、こけ、やさしく水筒の水を渡そうとしてくれた少年に瞳を見られたことによって怯えられ、錯乱状態に。思わず自分の正体を言いそうになったところをタルホにたしなめられる。…この感情の起伏も大きなポイントですよね。自分の原罪(持って生まれてきた罪?)に苦しむのは今回が初めてだと思うし。これが、今後のストーリ展開にどう影響を及ぼすのでしょう?(…及ぼさないのかも)。
■新型ニルヴァーシュSpec2
新型ニルヴァーシュSpec2ですが、いや(作画が良いのもあってよりいっそう)格好良いです。しかも動くうごく。速すぎて何時飛行モードに変形していたのか気付けませんでした(昔の動体視力は何処へ)。改造されたコクピットは所謂ベンチシート型(そっか?)。これでより一層レントンとエウレカの関係も近づく事でしょう(とはいえ今のヘタレでは難しいか)。でも、以前から指摘してる(し方々でもされている)チャイルドシートは何故追加されたのでしょう。これも伏線でしょう、多分間違いなく。何時これがどういった意味でなのかわかるのか楽しみですよね。
そういえば今回の作画陣にGAINAXの文字が。メカ戦が格好良かったのは中田さんが参加されていただけじゃなく、これも影響している?考えすぎ?…うーん、ブランクが大きい分、即座にわかりません、ええ。
今回の戦闘シーンでのアネモネも、狂気が現れたり、恐怖に慄いたりと綺麗な表情をされていましたよね(おかしな日本語です)。あのクオリティをOPに望んでいた人が多かったかと思われます<こらっ。そりゃあ、OPが綺麗に越した事はありませんけど、それよりも今回の本編が綺麗だった事のほうに喜びを感じた私です。
■デューイ&アゲハ隊とドミニク&アネモネ
無理矢理アネモネに注射を打ち出撃させる。敗れて帰ってきたアネモネに「命令違反ですね、デューイ大佐に報告します」。…なんだか雲行きが怪しくなってきた気配が。このままでいくと、色々なところで言われてますが、確かに造反もありえるのかも。
■で、
脇役を上手に作り、その脇役を使って別の脇役を語らせ、最終的には主人公まで辿り着かせることにより、物語に厚みを付けていく。その為には初期の頃からの丁寧なエピソードの積み重ねをしている小さな伏線(後で「ああ、アレはこういう事だったのね」と感じさせる)の回収もしかり。…エウレカセブンは気が抜けないアニメですよね(でもそれが楽しかったり)。
■小ネタ
・29話で、アクセルが凧揚げしていたのは、今回のボード受け渡しでレイラインを使用するための伏線。今回は仕方なしにボードの受け渡しに使用したけども、元々は何らかの使用用途を考えていたのでしょう、多分。
・22話で、ドミニクがアクセルの工場に行ったけども閉鎖されていて会えず仕舞いで、29話でレントンの同級生の女の子3人組に案内されてアクセルのところに行った。…これってアクセルは発掘屋のところに居たから。
・で、アクセルが発掘屋のところに居るという事は、実は3話(だったっけ?)で匿う話があって想像ついていた事。
■ブログ予告
昨日も書きましたとおり、その週放送エピソードの全台詞テキスト化(画面の説明…状況説明?…をどうするかで悩んでます)という少々無謀な事を企んでいます。…頑張れば今週半ばにはここにUPできるかなぁ?期待せずにお待ちください。…こんな事書いて、明日は絵無し4コマだったりするんだぜ、私って奴は。
by hk-club
| 2005-11-28 15:41
| エウレカセブン【感想】